Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

THE END

我こそが本当の意識を持つ唯一のものだと手に武器を取り互いに滅多打ちに殺しあう人間たちだったが、ある一人の押したスイッチをはじまりに核戦争を勃発させあっという間に滅亡する。
人類の存在しなくなった宇宙では、物陰で怯えていた意識がおずおずと顔を出し、しっぽをぴんと立てて歩き出す。