Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

猿でもできる反省入門

偉い人の本を読むの、控えた方が良いのかなと思います。少なくとも、僕が考えていること周辺の話題を取り扱った本を精読することはやめた方がよ良さそうです。いつの間にか、納得することに慣れてしまった。批判的に読むことが出来ないうちに、天才の思想を取り込んでしまうのは、ただの停止でしかないのだ。
それでも読むのなら、じっくり読むのではなく、ざっくりと眺めるべきなのかなと思います。目に入った閃きを推進材にして、自分で論を展開するのなら、考える力を阻害することだけはないだろうから。
昔は、偉い人の受け売りを展開して悦に入る人たちを馬鹿にしていたのになあ。あの時考えたことは、今思い返してみていくら稚拙だろうと、自分で積み重ねてきたはずのものなのだ。最近の僕は、その表層の幼さを厭うあまり、それらに背を向けてしまっていた気がします。
ぬんなかぬんなか。

記号論理学の参考書を買いました。数ページ読んだだけで、分からない言葉ばかりです。計算理論とか、再帰関数論とか、ちゃんと追ってゆかねばなりません。その辺を扱った良い本はないものかな。まあ面白いので、自ずと知ってゆけるでしょう。(過信)