Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0312

 保健センタにゆきました。担当の先生が次から変わってしまうので、今の先生との最後のカウンセリング。僕は冗談が分からないことがあるのだけど、それは、常識とのズレをネタとして楽しむぶんには、常識が不足しているからではないか、とか話したところ感心されました。冗談がわからないと相談に来る人は多いらしいのだけど、そんな事考えてた人はいなかった、とか。最近、面白い文章を書く必要に迫られて、ユーモアの分析をしているのです、と答えておきました。
 僕は面倒だなあと思うことについて、ぎりぎりまで先延ばしにする傾向があって、そうして、間に合わないことが判明すると諦めてしまう、つまり、無意識化に失敗を意図しているのだという話をしました。それを防ぐには、言い訳ができないほどに準備を万端にしておくこと、朝早く起きることが大事であること、それがうまくいかないのは、夜更かしをしてしまうからだということ。
 僕が夜遅くまで起きているのは、遅くまで大学に行き、帰ってきてそのまま寝てしまうのを、どこか勿体無く感じてしまうからであり、その根本的な原因は、大学での学問を、未だにやらされるものと認識しているからだということ。何とかせねばならないのは、突き詰めればそこなのです。
 こういう自分の癖や態度を、人に話しながら再認識してゆけるのは、とても良いことだと思います。そういえば、友人にこのことを話すと、現代精神医学の最も効果的な在り方だとか言われて、僕は患者としては優秀なのだなと思ったりしたのでした。

 大学の謎解きサークルの人に誘われて、謎解きに興じてきました。大学の友人を連れて。なかなかに考えられた問題で、感心しながら解いていました。そこそこに貢献できたかなと思います。jono氏の頭の回転の速さはやはり羨ましいです。聞いてみると、彼は問題を言葉に落としこむことで思考するタイプのようで、やはり僕も考えることを言語化して解きほぐす練習をせねばなと思います。僕の頭は、意識的な思考よりも無意識的な思考が有意であり、思いつくときは先に答えのほうが浮かんで、それから思考の道筋が見えてゆくという過程を経るのだけど、これだと考えたいことを考えることについては余り威力を発揮しないのだ、というようなことを言ったら、さたやみさんに森博嗣ぽいと評されて、そうかな、とか考えたり。パターンの認識には強いけども、順を追った推論は苦手で、やはりイメージ的な思考の限界なのかなとか思います。言葉。もっと頭を上手に使えるようになりたい。
 2問の謎を解きました。1問目のほうが上手くまとまっていて完成度は高かったけども、個人的には2問目の形式はとても面白いなと感じました。僕自身が、新しい枠組みを作ることに喜びを見出すタイプの人間なので、そういう試みには心躍ります。是非、問題を改善した完全版を解いてみたいな。

 明日はサークルに行きます。早起きして、遅刻しないようにしなきゃ。それから、大学の図書館から「生成文法の企て」を借りてきたので、しっかり吟味しながら読んでゆこうと思います。メモ用にノートも買ってきた。(プチ四月病)