Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0502

 昨日は部誌づくりに疲れ果てて帰ってすぐ寝てしまいました。平均4人で112ページを110部ですからね。余り寝ていなかったことですし。

 今朝は割と早く起きたのだけども、前日の疲れで暫くグダグダしていました。昼から大学へ行って、数学やって、相対論の講義。相変わらず楽しいです。今回はマイケルソン・モーリーの実験の話。エーテルの理論が破綻してゆきます。苦し紛れに出てきたローレンツ収縮の式が、案外良い線をいっていたのは、人が自然を観測する枠組みの興味深いところだなと思いました。ちなみにこの収縮を始めに言い出したのはフィッツジェラルドという人物らしく、しかしローレンツの方が偉かったので今ではローレンツ収縮とばかり呼ばれているとか。つらい。
 こうして複雑怪奇に混乱してゆく体系を、根本からひっくり返してみせたアインシュタインは凄いなあと思います。世界がうまくゆくためにはどういう原理があれば良いのか、それを空中からふと取り出してみせる手腕。ちょっと憧れるけども、今の世の中にそれに匹敵する変革の要素が残されているのかしら。あるとするなら心の話とかかな。
 時間の一様性がエネルギィの保存と同じことを言っていることとか、とてもわくわくします。同時性が普遍的ではないことから、離散的なエネルギィの移動を否定できるのかな。まあその辺はおいおい学んでゆきましょう。

 明日から2泊3日でサークルの合宿です。そろそろ準備しなくては。その間日記はお休みかな。