Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0507

 始業に遅刻して教室へゆくと、僕の知らない授業が行われていて、振替時間割であることを知りました。つまり僕は2限の量子論を受けそこねてしまったわけです。指定の教科書とあまりそりが合わないし、自学で講義に追いつくのは大変そうだなと思います。やれやれ。

 図書館で数学。ここのところ悩んでいた問題が解決しました。僕は本質的な部分と技巧的な部分とを上手く見分けられないから、書物からものを学ぶ際に非常に苦労します。全ての物が重要に、あるいは周辺的なものに思われて、無駄に真面目だったり、無意味に怠惰だったりするのです。まあ問題が解決した事自体は喜ばしい。やっと次に進めます。

 夕方からバイト。下らない問題を沢山解きました。疲れた。

 帰ってから、明日の化学実験の予習。ちっとも興味のないものを勉強するのは辛いです。それが社会的に重要である場合は特に。こういう時は殊更に大学をやめてしまいたいと思います。それから、試しに読んでみた化学実験のシケプリの完成度も、僕の気分を暗くします。ああ、僕は本当に遅れてしまった。きっとこの差が埋まることはあるまい。