Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0817

 昼からサークル。帰省しているのか参加者少な目でした。マグノリア脱出に挑戦すると言っていた後輩が脱出に失敗したらしく、悔しがっていたのが面白かった。

 サークルが終わってから、スタートレックを見にゆきました。風立ちぬを見たのと同じく新宿バルト9へ。前もってインターネットで予約をしていたのですが、到着が遅れたためキャンセル扱いになっていました。割と急いだのだけどな。仕方ないので再購入。予約したのと全く同じ席が空いていたので、何かの縁だろうとまたその席を選びました。
 売店でコーラを買って(高い)いるとすぐに上映時間がやって来ました。時間ギリギリの生活をしていると、待つことがないから良いですね。(ダメ人間発言)
 感想としては、お話自体は前作のほうが楽しめたかなという感じです。映像的にも今回は未来ガジェットがあからさまに画面に登場しており、前作の暗くミステリアスで少し懐かしいイメージと比べるとなんとなく安っぽかった。その分迫力は増していたし、素直に格好良かったから、これはこれで十分だったのだけど。後カーン役にカンバーバッチ持ってきたのは本当に正解だなと思います。あの超人のくせにやたら人間臭いキャラ造詣は癖になるものがある。そんなこんなで楽しい映画でした。僕は満足だ。
 ふと思ったのだけど、日本におけるスタートレックの展開の仕方はやはり少しぎこちない気がします。売り出し方が迷走しているというか。息の長いシリーズでありかつ新規を狙った映画である分、その位置づけに困っているのかもしれない。開き直って単純にSF超大作として押しているきらいもあります。とか考えていると、シリーズものの概念はかなり商業的というか、作り手側の都合によるものが大きいのであって、その意味ではこれはスタートレックではないよなあとも思えてくるのですが、それが否定されてしまうとそれこそ何もかもがファンの妄想に堕してしまうので、まあこの微妙な綱渡りとずっと続けてくださいなと世界にお願いするのでした。僕は素敵な映像作品が見られればそれで満足なのだし。