Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

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 脳科学の講義。今日は学習や睡眠の話。これまではミクロな視点から脳について説明する内容が多かったのですが、今回は一転して、少し心理学よりの内容でした。先生も女性だったし(関係有るのか)。

 寝ている間に脳脊髄液の循環が活発になり老廃物の排出を助けているとか、時差ボケと脳の関係とか、視覚・運動学習の発展度合いと睡眠の関係とか。
 ブラック航空会社のキャビンアテンダント(時差ぼけ対策が適切にされていない)の海馬は萎縮しているらしいです。こわわ。ただ、それが時差ボケそのものによるのか、時差ぼけ後のサーカディアンリズムの修正によるのか分からなかったので質問したところ、まだわからない(おそらく考えたことがなかったのだと思う)とのことでした。非常に良い質問だねって言ってもらえたのはちょっと嬉しかった。それから最後に、講義の本筋とは少し離れるのだけど、先生が学習を専門に研究されている方だということで、学習能力の個人差は神経そのものの性質によるのか、それともある程度発達した神経ネットワークの性能によるのかということを聞いてみました。先生の回答は、前者の可能性を否定するものではないけども、高次の脳機能が学習能力の質を左右しているとする研究結果はいくつかある、とのことでした。良かった、まだ諦めなくて良さそうだ。

 Nexus7用のAndroid4.4 Factory Imageが公開されていたので、焼いてみようと思いバックアップ使用としたところ、ドライバの関係か失敗しました。はじめから設定しなおせばなんとかなりそうだったのですが、こんなことで時間食うのもアレですし、潔くOTAを待ちます。512MBのRAMでまともに動く、というのは魅力的である。

 僕の本の読めなさは、僕の頭が視覚情報に圧倒されがちだからではないか、ということを考えていました。何かを読んでいる時、僕はその文章に全ての注意を向けていて、内容を掘り下げて考える、ということがしにくいのです。一旦本を離れれば良いのですが、それをすると今度は集中が途切れてしまう。何か良い方法を考えねばなるまいなと思います。あと多分この傾向は僕の妹にもある。