Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0404

 哲学科のガイダンス。遅刻していった上構内で迷いましたがなんとかたどり着きました。どうせみんな遅れてくるか来ないかだろうと思っていたのですが、僕以外はみんな揃っていたようでした。適当に説明を聞いていたのですが、やはり場違いな場所に来てしまった気がします。哲学に未来なんてありません。しかし学習障害のレベルで記号を操れない僕は理学をやったところで詰むだろうし、何のために大学に来ているのかだんだんわからなくなってきて、ガイダンスが終わることには、さて精神保健センタの予約を入れるかというところまで精神を持ち崩していました。予約はしませんでしたけども。こうなれば全てを徹底的に冗談に昇華させつつ、自分の欠陥を可能な限り治療しながら二年間を過ごす他ありません。しかし僕の欠陥とはなんなのか。どうしてここまで何も出来ないのか。知性のありように問題があるのか、性格的な問題なのか。考えても考えてもわかりません。様々な要素が絡まり合って、なにか一つを解決すれば全てがうまくゆくという問題でもないのでしょう。全てリセットしてもう一度初めからやり直したくなる。

 夕方からバイト。そういえば新しい方のバイトが動画撮影作業の終了にともなって消滅してしまったので、またこちら一本に戻ってしまいました。やれやれ。ただ引っ越しにともなって仕事場まで近くなったのは少し嬉しいです。久しぶりだったためかうまく頭が働かず、これもまた心を沈ませる要因となりました。あらゆることが同じようにうまくやれるといい。どうして僕は完璧でないのか。