Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0620

 あるものに視点を合わせたま歩くと僕の移動に合わせて角度を変えるわけですが、それがなんというか、モニタ上のCGモデルをぐりぐりマウスで回して遊ぶのと似たような感覚を想起して楽しいです。特に木々でそれをやると、葉っぱそれぞれが僕との距離の違いによって規則正しく見え方を変え、ただのドットの集まりに見えていたものが運動をはじめると途端に立体的なオブジェクトに見え始める例のあれみたいな感じに、圧倒的な奥行きで殴りかかってくる。奥行き!世界にはこんなにも奥行きがある!みたいな感じの、ほのかな高揚感。もし僕に詩情があれば、この感覚を色鮮やかな詩にして表現したいと思うのですが、残念ながら僕には詩を書いた経験すらありません。残念。

 身体の調子がすこぶる悪いです。夏バテてしまったみたい。今日こそさっさと眠ります。明日は早起きして数学とか哲学とか。