Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

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 昨夜から体調が良くありません。自律神経の調子が狂ってしまったのか、状況に則して身体を制御できていない感じがします。つねに頭が全力を出している時のような気持ちの昂ぶりがあって、落ち着かない気分です。なんでだろう。今日の夜になってようやく治まってきたのだけれど。

 3層パーセプトロンでmnist*1を学習させることを試みました。ネットワーク自体は前回作ったものを流用できるはずだったので、後はmnistのバイナリデータを適切にunpackして入力データとするだけだったのですが、行列積の計算に関してバグがあったようで、コンピュータが妙な計算をはじめてしまいこっちの制御を受け付けなくなるという事態が再三発生しました。ので、ちょっと今回は休憩。些細なミスだと思うし、バグが起きても大事に至らないような修正も出来ると思うのだけど、少し疲れた。また今度にしましょう。

 体調が悪いままだったので、しばらく睡眠に逃げて、それからニューラルネットワークにおける誤差逆伝播法の数学的な理解を試みました。曲がりなりにも数学科の授業でやっているのだから、その程度知っておきたいよね、ということでベクトル解析を勉強し始めたのですが、ちっとも頭に入りません。さすがに費用対効果が悪いなあと思い直して、誤差逆伝播法を解説したページ*2を読んでなんとなく理解しました。ちょっと細部にもやもやは残っているのですが、まあ実用には耐えます。実装できるかというとまた別問題。

(大きな紙を気ままに使って図や文字を書くのは気持ちがいいですね)
 僕は考えるべきことを数式で記述する能力に問題を抱えているのかな、ということを思いました。なんというのかな、実際的な思考を十分に式として記述できず、かつ両者間の切り離しが出来ていない感じがあるのです。中高の数学も、算数の延長みたいな解き方をしていたし。僕は計算式をそんなに信用していないのかもしれない。そうできない理由は、もう少し考えなきゃならない。

 知人が日記に貼っていた無限次計画の小説を読んで、数学科行きたかったなあと思いました。思ってみただけです。