Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0308

 メインのPCをデュアルブートにするのはちょっと躊躇いがあったので、古いマシンにUbuntuを入れてその上にCaffeをインストールしていたのですが、やっぱりどうして計算が遅く、結局USBメモリUbuntu入れてメインマシンで使うことにしました。読み書きは遅いけど計算速度自体はこっちの方がましです。適当にパーティションを区切って別に作ったインストールメディアからインストールして終わり。32GBあるから当面容量が足りなくなることもないでしょう。まあ画像を使った学習をさせるとなるとすぐパンクしちゃいそうですが。で、こっちでもう一度Caffeのインストール。昨日だいぶ頑張ってコンパイルしたのですが、こちらに懇切丁寧にまとめてあって、適当にコマンドをコピペして実行するだけで終わりました。僕の努力は何だったんだ。MNISTのチュートリアルを走らせてみたのですが、Theanoよりだいぶ早いぽいです。学習率も自動で調節してくれている。便利な世の中になったものだ…。ところでデータセットの作り方がよく分かりません。なにやら画像から一括でデータセットを作ってくれるコードは用意されているみたいなのですが、その中身がどういうことをやっているのか不明です。もう少し文献を調べてみる必要がありそう。そういえばエラーが発生してCaffeのフォーラムを見にゆくたびにShelhamerなる人物のコメントを見ます。どうやらカリフォルニア大バークレイ校の博士課程の学生らしいです。海の向こうへ感謝。

 人間が歳をとって物覚えが悪くなるもの、学習率をだんだん下げてゆくようなもので、過学習を避ける自然の試みなのかもしれないなと思います。そういう意味では、僕は学習率がまだ高すぎるような気がする。時間が経てばそれも落ち着いて、ひとつのことをじわじわ深めてゆけるようなるのかもしれない。

 自分がなにかの部分であるとつねに意識しておけば、自分の欲求が「正しくない」と感じる気持ちを抑えられるのかもしれない。それはもう自分などではないわけですが。