Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0429

 相変わらず微妙な体調。沢山眠ったおかげで体力的には快復したけれど、脳髄の奥底にぼんやりとした痛みが残っています。同種の疲労感は集中してなにかに取り組んだときや眼を使いすぎたとき、肩が凝った時などにも現れる。疲れること自体はしかたがないと思うけれど、僕の場合はちょっと疲れやすすぎる気がするのでなんとかしたい。

 円城塔の「リスを実装する」を読みました。ああこれこそ円城塔だって感じの読後感です。好みの問題かもだけれど。

 こんな文章を見つけました。
 僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかった - しのごの録

思うに、君は早いうちに認知と知性に関する道具をつくり上げて、新しいことを身につけたり処理したりということを素早くできるようになったのです。でも、あまりにもそれに頼り過ぎてしまって、それだけでは対処できない事態に必要となる、ちゃんとした道具一式を全く発達させなかったのです。

 結局僕はこの問題を解決できなかったのだな、と思います。もうどうにもならない気がする。