Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0706

 二限を受けて家に帰って、それからひたすら眠っていました。

 自分の種々の問題は、視覚空間型学習者の特徴として説明できる気がします。物事をイメージや空間との関連付けで理解し、逆に時間連続的な思考が苦手で、ステップバイステップの学習方式に適応できず、むしろ全体を一度に習得する。利点も多い認知特性ではあるけれど、たいていの教科書はシーケンシャルに書かれているので、僕のような人間にとってそれを読み通すのはひどく苦しい体験になります。だから良い教師から学ぶのが良いとされていて、しかし僕はそんな教師に出会ったことがない。それを嘆いたところで仕方がないのは分かっているのだけど。社会を単位に考えるなら、僕のような少数派にエネルギィを費やすのは確かに馬鹿げている。
 知能検査の結果から見れば僕はアンダーアチーバーということになるようだけれど、視覚空間型学習者のアンダーアチーブメントの要因として弱い筆記能力が挙げられている論文を読み、やっぱりなあと思いました。字の下手さで損している気はしていたのです。ただこれは努力でどうにかなるたぐいのものではなくって、むしろ隠れた学習障害とでも呼ぶべきものであるらしい。かわりにキーボードを使うと良いとかなんとか。PCでノート取るようにしようかしら。しかし図が使いづらいのでは不便だし。ううむ。Surfaceあたり買おうかなあ。あるいはVAIO Zとか。落書きしかしない気もするが、しかし。

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