Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

センター数学を教えています。

 妹に勉強を教えています。センタ試験数学。今60点くらいしか取れていないので、コンスタントに9割取れるようにさせたい。なぜかというと、妹のセンタ試験の点数を100点上げれば小旅行に出ても良いというお許しが出たからであり、それだけであって、特に兄弟愛とかそういう玉ねぎ臭い理由によるものではありません。あしからず。まあ数学だけで伸びしろが50点もあるので、残りを英語と日本史あたりでちょくちょく稼げば、100点アップは夢ではない。(胡散臭いインターネットの広告かここは)それに、僕の妹だから頭の出来は悪くないはずなのだ。(何様だろう)というわけで、今日もセンター試験ばかり解いていました。
 教える側になって改めて思うのですが、なかなか難しいですね、これ。同じ問題を二度出せないという制約のために先鋭化、キワモノ化してゆく問題の数々。(Windowsの互換性の話と逆だよなあこれ)特に数学は、何をやっているのかよくわからない物語性の低い問題が多いです。僕はセンタ試験の誘導、大嫌いだったし、大の苦手だったから、これをスラスラ解ける人間の気持ちがわかりませんし、そもそも気持ちがあるのかわかりませんし、僕は人の気持ちがわからないのでした。まあ出来る側からすれば出来ないほうがおかしいのでしょうし、ここに書き連ねる僕の、批判の体裁をとった愚痴も、的外れで能のないものに思われるのでしょうけども。割と苦心しています。目標達成できるかしら。(先程の自信はどこへ)
 数年分解いて気付いたこと。多分総当りが一番正確で早いです。まあ誘導に乗れるところは乗ればいいんですけども、たいてい大問の最後から2番目辺りで趣向を変えた問を投げてくるので、そこはブルートフォースアタック。そのためには、知っている計算技法を、数を数えられるような形で頭の中に置いておかねばなりません。そこの準備が、一番面倒だと思います。後は、検算の仕方。ぼくの妹は僕並みに計算ミスをするから、その辺考えてやらねばならない。
 いろいろ面倒くさいですけど、旅行ゆくために頑張ります。頑張らせます。はあ。