Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

診察

 駒場の保健センタの精神科から勧誘のハガキが来ていたので行ってみました。とりあえず受付をということなので、カルテに必要事項記入して、診断テスト。よく出来たテストだなと思いました。何を測ろうとしているのか多少なりとも不明瞭な所が良いです。採点表がついていて自己採点したのですけど、ダミーの質問もいくつかあってちょっと感心します。
 それら書類を受付の人に持ってゆくと、いつお話しますか、今日でも大丈夫ですが、と言われたので、待つのがそんなに好きでない僕は今日のうちに診察することにしました。即日で診てもらえるのは良いですね。かねてより心療内科の受診を考えつつ予約が億劫で躊躇っていたので。

 僕の診察をしてくれたのは、奇遇にも、大学入学時の健康診断で僕と話をした先生でした。その時に、僕が病院で定型発達ではないと診断されたことや、浪人時代困っていたことなんかを話したら、面白がってくれて(僕が多少意図したところはある)、いつかおいでよと誘われていたので、それが実現した形になります。縁を感じる。
 大学生活があまりうまくいっていないこと、自分なりの分析と、それをもとに試みていることを話すと、カウンセリングの意義は本質的にはそういうものだし、私も似たようなことを考えていると言ってくれたので、少し嬉しかったりしました。僕の考えることが、現代の精神医学の観点をそれほど外していないこと、自信になる。
 つまり、僕の試みは正しいけども、それを実行することが出来ていないのが問題であり、そのために定期的なカウンセリングによってモチベイションを維持してゆこう、ある程度続けば、調子に乗りやすい僕はきっと、成功と報酬の安定したループに入るだろう、ということになります。そういうわけで、僕はこれから時々、保健センタに世間話をしにゆくことになりそうです。
 事態がうまい方向に転がってくれれば良いなと、切に願います。頑張らにゃ。