Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0424

 構造化学の追試。そんなに難しくはなかった、ように思うのだけど、本試験終了後もそう感じていたから、あまり自信はありません。授業に出てなかったのが良くないのかね。何にせよ、化学は嫌いです。ちっとも興味が抱けない。高校時代に感じた、化学への周辺的な分野であるという印象と、その印象のもととなった覚えることの多さが原因としてあるように思います。思い起こせば中学の頃から既に化学式を覚えるのは面倒臭いと思っていたし、小学生の頃でさえ、いくつかの物質を混ぜて不思議な現象を起こすといったオモシロ化学実験に対しては冷めた目を向けていた気がします。それは、ただそうなるように決まっていたのだろう、というふうに。一方物理などに関しては、考えれば説明的な解答を得られるという信頼があり、それゆえ一定の興味を持っていました。今にしてみれば、これは滑稽なことです。ある現象に対する考察が、十分に説明的であることの基準が、幼少の僕はどうしようもなく直観に拠っていたのです。納得できる、ということを、自然がその本質を見せてくれたことの根拠であるように思っていたのです。AとBとを混ぜれば赤色を呈することと、ボールを蹴ると飛んでゆくこととは、同じわけの分からなさを持っているというのに。
 本当に説明的なものなど、この世に有りはしないと知るようになった今でさえ、この納得という不可思議な感情を完全に無視することはできません。電磁気を学びながら感じた、形式的に自然を理解することの重要性をひしひしと感じます。それが出来るなら、あらゆることは等しく僕の前に並列してくれるはずなのです。きっと化学も物理と同じように面白く、もしくは、物理も化学と同じようにつまらなくなる。そうして初めて、僕は学問としてそれらに触れられるよう思うのです。

 追試のあと、化学実験のレポートを書いて、化学実験へ。レポートを出す場所がわからず、提出時間に間に合わず。ぐぬぬ。もう少し早めに行っておけばと後悔したけどもあとのフェスティバル。そういえばフェスティバルとカーニバルの違いってなんだろう。
 眠かったせいか実験の方の調子も悪く、化学への印象はどんどん悪くなります。次回の定性分析本番はうまくゆくのかしら。不安です。もう少し調べておこう。

 ここ一週間サークルに行っていなかったので、疲れていたけども顔を出しました。体操の時にふらついて頭が回っていないのを自覚します。あと、寝てないと柔軟性が下がるぽい。

 帰ってきて、そのまま倒れるように寝て、今朝これを書いています。そういえばはるか昔に書き込んだ家庭教師仲介掲示板に依頼が来ていて、どうしようかなという気分。バイトの方のシフトを減らして、教えてみようか。少し不安です。もう少し考えて、断るかお受けするか返事しましょう。掲示板の方の書き込みは消しておかなきゃ。