Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0210

 今日は髪の毛を切りにゆきました。こないだ右目にものもらいを作ってしまったのですが、伸びた前髪がそれを刺激する痛みにより、僕の前髪への恨みつらみが限界を超えて高まっていたのです。全開の担当の方が個人的には結構良かったので、今回は指名してその人に切ってもらいました。またすっきりなったので良い。

 夕方は白熱光をちょっと読んだり(すごいお話です、すごい)、数学をしたり。イーガンの本を読むと、数学や物理の勉強がもっとこう、なんというのかな、現実的なもの、空間的なものとして感じられるようになって、少しやる気が出ます。数学者が数学をするのは、僕が絵を書いたり工作をすることと同じような営みなのだなということを実感することで、僕がいつの間にか神格化してしまっている記号の操作が、手の触れられるとことに戻ってくるのです。数式を眺めて目眩がしても、この感覚を保っていられれば、僕はもう少し理数系の勉強ができるようなるのではないかなと思いました。