Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0512

 バリアフリー支援室にゆきました。学生支援課の地下にあるのですが、はじめ場所がよくわからなくて少し遅れて到着。わかりにくいところにあるぶん隠れ家的なところがあって、保健センタと比べてのんびりした感じでした。まああちらは病院だからね。
 相談に乗ってくれた先生は、この前の講義の後にちょっと話ただけだったのですが、僕のプロフィールを驚くほどよく覚えていてくれました。ちょっとびっくり。とはいっても前回伝えた内容は表面的なものだったので、改めて僕の困難を伝えました。話しながら、なんだこれは、自分語りを延々としているだけで、発展性のある内容とかどういうものを目標としているかとかを全く話してないじゃないかと、自分が馬鹿らしくなってきて、急に気分が落ち込んできたのですが、ひとまず自分がどういう人間であるかだけは表現しようと頑張りました。こだわりの強さだったり、完璧主義のことだったり、それからルールと人の意志といった曖昧なものとの区別がつかないことだったり、いろいろ。曖昧さをどう理解するかという事が、(もし仮に)社会に出るとなると最も問題になってゆくだろうと言われて、それまであんまり実感していなかったのだけれど急に何とかしなきゃという気持ちになって来ました。自己分析の能力に関してはそこそこお褒めの言葉を頂いたので(もしそれがなければここまでやってこられなかっただろうとのこと)もっと伸ばしてゆこうと思います。
 繰り返し言われたのが、問題を視覚化すること。スケジュールや注意すべきことなど、あらゆるものを書きだして、目に止まるようしておくことが重要らしいです。確かに僕は、何かに熱中したり、意識のレベルが低下している時には、自分が危機的な状況にあることを意識しない(言葉にしない)ところがあるので、目に入りやすいところに注意書きをしておくことで、それがきっかけとして働いてくれるように思います。普通の人たちは、スケジューリングやメモ書きといった生活上の知恵を人の真似をして自然に体得するらしいです。単に僕のようなASD傾向のある人間のみがそれを必要とするのではなくて。僕が普通でないのは、見様見真似でそれらを習得することができなかった点にあって、それは仕方ないけども意識的に何とかしてゆかねばなりません。そのぶん人よりも疲れるのだけど、それでもそこはしっかりやるべきだと言われました。あと、例えば絵を書くときに、なかなか満足できずに切り上げるタイミングを見失ってしまう問題については、先に終了条件を明確にしておくというのが有効だ、とか。報酬がすぐに得られないと満足できないために日をまたいで作業を続けることができないことにも関係するのですが、できるだけタスクを小さく切り分けて、ここまでできたらひとまず終わりというふうにこまめに報酬を得られる仕組みを作っておくのが良いらしい。そのためにもやはり、自分がその作業をどのように分解し構造化したかという事を視覚的に書きだしておくという事が肝になるようです。色々と参考になる。
 一時間半ほど話をして(長く時間をとれることが保健センタと比べた時の最大の利点ですね)、いくつか今後の方針も立てられたので、ひとまずちょっとずつ実行してみようと思います。まずはスケジュールをうまく立てることと、思考を書き出す練習をすること。がんばるにゃん。

 デカルトの演習をぼーっと聞いて、その後サークルで今度歌う曲の暗譜練習。なかなか覚えられなくてあれだったけども、発声に関していろいろ練習できたのはよかった。基本に忠実に声を出すという事は本当に難しい。

 夕方からバイト。クーラーの風が直にあたって寒かった。

 帰ってからついに部屋の片付けを開始しました。まだ半分も終わっていません。明日何とかしよう。

 眠すぎて頭が回りません。文章がめちゃくちゃだ。明日起きられるかしら。