Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0425

 午前中は散髪に。相変わらず予約せずに行って、微妙な仕上がりになりました。上手な人はやはりみんな指名されているのかね。しかし、上手い下手の判定をするためには一度は担当される必要があるわけで、どういうことなのかよくわかりません。まあどうでもいいや。

 その後大学へ行って、ゆったりと勉強しました。試験勉強に追われることなく本を読むのは心地よいです。前々から気になっていた、記号論理学講義という本。述語論理から始まって、計算論、束論、圏論と大まかに流れを俯瞰するような構成になっていて、初歩を終えた自分にはこれからの指針として丁度良いように思われたのです。
 とりあえずは述語論理の復習。昔よりもその構造がわかるようになっていて、嬉しい。

 5限は相対論。諸事情あって、1,2回目に出られてないので、初めてです。光の波動関数を解いた後(なんでこんな解法を思いつくのか良くわからん)、解をガリレイ変換し、それが波動関数そのものをガリレイ変換したものの解になっていることを確かめました。つまり、波動関数というのはガリレイ変換に対して不変でないということで、それは相対性が成り立っていないことを意味する。そこから、逆に相対性や対称性を意識した上で理論を作るというアインシュタインの方法を称賛したのち、相対性理論以前の光の議論を追ってゆきました。
 地球の公転速度と光速の関係や、予想される密度とヤング率からエーテルの存在に突っ込んだり、引きずり仮説を実験で確かめたりと、昔の人達の賢さに感心しきりです。フィゾーの実験の意義に疑問を感じて先生に質問したところ、光速度不変を当たり前に考えていた自分を指摘されました。光速が光源に対して秒速30万キロとされた時代もあったのですね。失念していました。
 結構楽しい授業で、モチベーション上がります。とりあえず次回までの課題を考えておきましょう。

 そろそろ部誌の作成をはじめねばなりません。表紙も自分で描きたいところだし。

 明日は早起きせねばならないのでもう寝ましょう。にゃかぬーん。