Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

0326

自分の世界観を織りなす中核的洞察を表現するなら、「認識とはシンボル化することである」「シンボルはただシンボルとのみ関わる」「世界には自己シンボル化の機能があり、われわれはその果てにいる」あたりになるだろうか(とくに2個目が重要!)。これら…

0321

高校の友人の結婚式に参加した。よい式だったと思う。高校時代の僕にはそれがよく理解できていなかったが、新郎であるところの友人はたいへん人間ができていて、これからも彼は周囲との調和を保ちつつまっすぐ自分の道を歩いてゆくのだろうと感じた。彼の人…

0317

この身体に何年も生きてきて、どんな動きも自在にこなせる気でいるが、たとえばピアノの前に座ってみれば、簡単な曲すらこの手では奏でられないことに気づく。脳みそだって同じだろう。僕は汎用知性なんかではない。弾けない曲は大量にあり、普段はそのこと…

0316

資本主義の道徳法則があるとしたら、それは「自分がよいと思えないモノでお金を稼いではいけない」あたりになるのではないか、と思った。データドリブンなマーケティングは正直言って非倫理的だと感じる。人間の認知をハックしてはいけない。

0315

労働で変に頭を使ってほかに何も考えられない一週間だった。よくない。 同僚と話していて思ったのだが、同じく道具を作りたい人の中にも、穴埋め式フレームワークを作りたい人と、新しい種類のレゴブロックを作りたい人との2種類があるようだ。ちなみに僕は…

0308

自由に生きるということについて考えていた。考えたことを書き残しておこうと思ったのだが、うまく言葉にならなかったので延期。 ファッション孤高と、天なる神が見ていてくれればそれでよいという態度。

0307

今日覚えたドイツ語の文。僕にはまだ時間がある。 Ich hätte gerne ein gutes Buch hervorgebracht. Es ist nicht so ausgefallen; aber die Zeit ist vorbei, in der es von mir verbessert werden könnte.

0305

資本主義に加担するのが嫌になってきたので資本を投入してこのブログの広告を消した。矛盾。 明文化されたルールなど大きのない点に過ぎない。点と点の間を内挿する仕組みがあって初めて現実に人間を縛りうる。内挿の仕組みとしては今のところ人間の直感をお…

0304

ここ数日、脳がわからない問題を延々考え続けるモードに入っていて気分が休まらない。モードから出るには「解けた!」という実感が大事なのだけど、世の中そんなにすっきり解ける問題ばかりではなく。 僕は言語と世界の一致をただの偶然的なものと思っている…

0229

四年前の閏年はどんなことを考えていたっけなと日記を読み返してみて、文体の背後から仄かに香る当時の時間の流れの豊かさに懐かしい気持ちになったりした。あの頃の僕には暇があった。あらゆる「すべきこと」を放り投げて得た暇であり、つねに自意識に追い…