Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

2015-01-01から1年間の記事一覧

fast R-CNNとかなんとか。

バイトの関係でChainer用のRoIMaxPoolingを書いた。いろいろと雑。バグあるかも。 from chainer import function, cuda from chainer.functions.array import concat class RoIMaxPooling2D(function.Function): def __init__(self, pooled_shape, rects): s…

1211

例のごとくなにか書かねばならぬという脅迫めいた天啓に導かれて筆を執ってはみたものの、特に書くべきことも思い当たらず、ただぼんやりとカーソルの点滅するのを眺めていた。そもそもこの書き出しがまずかった気がする。すなわち、一段階のメタ化は無限段…

1209

二十億光年さきの行き止まりを見て、歩くのをやめてしまったのが僕です。

1128

僕がこのタイミングで「フラニーとズーイ」を読んだことは、おそらく奇跡か何かだったのだと思う。ここ半年くらいの僕はフラニー的神経症の状態にあった。それもかなり重度のやつに。あらゆる物事が、とくに学究的な物事がどれもインチキにしか思えなくなっ…

1125

僕らは現実に「連続した直線がある」などとは言わず、ただインクや液晶のドットで構成された(実際はざらざらゴツゴツした)直線様のものがある、というだろう。だが、例えば精神の時間的連続性について述べるとき、我々はまるで時間的直線が現実にあるかのよ…

1115

Wittgenstein

1110

「生きることに意味はない」と主張することは、虫を見て騒ぐ人たちに「その虫は(見た目は悪いが)無害だから取り立てて騒ぐことはない」と言うことに似ている。あるいは、アニメのキャラクタに熱を上げる人たちに「それはただの絵だ」と言うことに似ている。…

1109

基本的な脳の学習の仕方がニューラルネットによる回帰分析だとするなら、言語的・演繹的推論は学習データの調整や水増しの機能を持っているのかもしれない、と考えています。それで、収束アルゴリズムやネットワークの構成が優れた人(慣れるのが早い人)と、…

1031

チョコレートが好きで、生きるのが嫌い。 - Redundanz こんなことを書いたが、そもそも人間には思想を伝達することなど出来ないのだった。言葉はただの構造であり、それにどのように血(意味)を通わせるかは各人に任せるほかない。もちろん、構造に対して摩擦…

チョコレートが好きで、生きるのが嫌い。

これは僕の中にある他者の言葉です。 目的を想定しない理解はありえない。僕らは何かをするために何かを理解する。理解には、理解の使用が前提されている。ゆえに、人生の無意味さを理解することもまた。 生が無意味であることを言葉で語れるか、他者に伝え…

1027

語るな、示せ、さらば与えられん。

1024

「どうして君は見ていないものの様子をそんなに正確に当てられたの」そう僕が問うと、天才少女は一瞬首を傾げて、それから何かを合点したような表情になり、答えた。「あなただって目で見ているものの様子はわかるでしょう?」 マニュアル車ってほとんどマニ…

1022

ich denkeのichとich binのichが別物だという認識は完全に正しいと思うのだが、それがどう違うのか説明せよと言われると難しい。 自己認識としての「私」と、この私としての〈私〉は別物だよね、だって自己認識を有する存在のうちこれだけが僕なのだし、と言…

Intermission

「君の負けだ」老人は言った。 「無意味の意味が定義されてしまった。矛盾の用法が整備された。真理への道は閉ざされたのだ。それでも君は進もうっていうのかい?」 少女は答える。 「ええ、これはそういうお話だもの」

1012

「縦3cm、横4cmの三角形の面積は6cm^2である」という命題が現実について何か述べるとすれば「もし仮に縦3cm、横4cmの三角形が存在するならばその面積は6cm^2である」という仮定含みの形に書き換えられたときだけで、もちろん現実世界に三角形など"ない"。 「…

1011

アンパンマン「友達は選ぶようにしていますね」 知的営みから知的な部分を取っ払ってしまったようなものというのが好きです。例えば、谷川俊太郎「なんでもないものの尊厳」とか結構露骨なんだけれど、この詩を例に取ると、前半のなんでもないものについての…

1010

僕らには自分が何を選択するかを選択することができない。それはただ選択される。そこに自由意志の根拠を見出すか、あるいは自由意志の否定を見出すかは、僕らの自由ということになっている。 一日のうちせいぜい5時間程度しか起きていないのだけれど他の誰…

1009

生存しています。 最近の思想として〈私〉は世界の性質だというのがあるのですが、それで一人称を「世界」にしてみようかと検討しています。「はい、世界はそう思います」とか「世界はそれを選択します」とか。冗談です。 新しいPCがやってきました。かわい…

1002

自分の性格に病名がついていた(自由律俳句) 昨日、新しいPCが届いたのですが、何をどう頑張っても起動せず、どうやら初期不良を引いたようでした。BIOSすら起動しないという残念な状況でたいへんがっかりした気持ちです(メーカと販売店に連絡したところ交換…

0930

実存クリニックというものを考えた。専門の哲学者が哲学的不安に対処する。「彼の症状は典型的なラッセル型不安だ。神秘療法が効くだろう」とか「残念なことにお子さんの不安は本質的です」「…といいますと」「治療法は存在しないということです」など。

0928

心の哲学について。消去主義的唯物論の立場には親近感を覚えはするものの、そこには「消去主義」という考え方自体が消去主義によって否定されたはずの命題的思考であるという自己撞着が紛れ込んでいる。また因果的還元云々言ったところで、その因果というも…

少し休みます。

0924

哲学的問題を共有することに対してどんどん懐疑的になってゆきます。言語の欠陥に願望をねじ込めて理論体系を立てることそれ自体はまあ好きにやれば良いと思うけれど、それを人に押し付けることは誠実な態度ではない。哲学というものは精神疾患の当事者研究…

0923

穴を掘っては埋めるだけの人生だった気がします。いや、人生なんてたいがいそんなもんです。いけなかったのは、僕にとっては山を作っては壊している方がまだマシだったのに、世間の風潮にのせられて穴掘り・穴埋めの方を選んでしまったことなのだと思います…

0922

びっくりするほど言葉が出てきません。心が麻痺している。 昨夜は酷い虚脱状態に陥ってしまい、午前五時くらいまで何をするともなくぼーっと過ごし、それから今日の昼過ぎくらいまで眠っていました。一晩眠ってある程度元気になったとはいえ今日も本調子では…

0921

「媒介/メディアのつくる世界」というオムニバス形式の講義を取っているのですが、今日の講義内容が僕にとってとてもクリティカルなもので、それでなんだか疲れています。頭が麻痺しているような。書きたいことがたくさんあるけれど、うまく言葉にならない…

0917

なんだか眠い一日でした。うまく頭が回りません。 野矢先生の相対主義についての講義。「私の印象では君は哲学的な視力は良いのだけれど遠視だ」との評価を賜りました。面白かったので使ってゆこうと思います、哲学的遠視。 極端さのなかに放り込むことによ…

0916

修了検定に合格しました。決められたコースを15分ほど走って助手席にいる教官に運転技能を採点されるやつ。右左折にちょっと余裕がないとは言われたけれど、合格点を下回ってしまうほどの問題ではなかったようです。よかった。あとは仮免学科試験に合格する…

0915

私が「ねこは英語でcatというんだ」と彼に教えると、彼はしばらくの沈黙の後「なるほど!」と叫んだ。 「確かにその通りですね、今まで気付きませんでしたが、よくよく考えてみるとねこが英語でcatなのは、非常に自然なことのように思えます。」 理解症候群(…

0914

八時起床を達成しました。勝利って感じ。これでようやく生活リズムをリセットできたのかな。後はこれをどのくらい維持できるか、だけど。 二限を受けに大学へ行くと教室の黒板には本日休講の文字が踊っており、暇になった僕はいつものベンチでBLTをぱくつき…