Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0326

 自分の世界観を織りなす中核的洞察を表現するなら、「認識とはシンボル化することである」「シンボルはただシンボルとのみ関わる」「世界には自己シンボル化の機能があり、われわれはその果てにいる」あたりになるだろうか(とくに2個目が重要!)。これらを明晰に示すことができれば、自分の考えてきたことを余すことなく伝えたことになると思う。完全な形で自分の思想を残しておくというアイディアに最近心惹かれている。無秩序でいきあたりばったりな社会生活における一つのバックアップとして。

 なんか最近の自分の文章には妙に肩肘張ったところがあってよくない。無駄な手癖との闘いという今年の裏テーマが情緒とかそういうものまで削ってしまったのだろうか。好みの文体は遠いなあ。