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Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0726

雑文

 温度差からエネルギィを取り出せるのと同じように、僕らは平衡状態から距離を取ることによって認識と思考の能力を得た。同時に、世界には物事を平衡へと近づける圧力があり、考えることは僕らを安定した虚無へと近づけてゆく。
 一切の知識は道具だ。そして道具であるかぎりそれらは真実ではない。生者はさまざまな方法で世界を記述するが、死者はそうしないことからも明らかである。
 僕らが思考し記述することは、コップに注がれた水がコップを象るのと同じであり、あるいは結晶が成長するのと同じであり、そしてコップと水を区別するのもまた我々である。そうした循環によって、温度差が生み出され、思考が生じ、そして一切は無へと帰ってゆく。
 すべては、僕と表裏一体の幻だ。僕が幻を生み、幻が僕を維持する。足してしまえば零になるそれは、ある力によって1と-1とに分けられている。
 そしてこれがひどく重要な事なのだが、僕はその二つを足す方法を知っているのだ。


 ひどくむしゃくしゃした気分です。何もしていないのに疲れきってしまった。生きるのは大変だ。