Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

電気椅子探偵

 毎回冤罪で死刑台送りになるのだが、電気椅子に座らされ、最後に言い残すことはないかと死刑執行人に問われた際に朗々と事件の真相を語りだし、事件を真の解決に導く。電気椅子に座らない限り推理を語らないため、裁判もなおざりに死刑台に直送されるのだが、ある軽犯罪の罪で逮捕された際、それが実際に彼の犯行であったため真相など存在せず、そのまま体制の事なかれ主義によって処刑されてしまう。