Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0829

 僕の考えたいこと。例えば、人間の視覚は電磁波を三次元の情報として識別する。3つの原色は電磁波の本質的な特徴ではなく、状況によって可変な対応である。突き詰めて考えれば、この仕組で実現されているのは、対象の色の区別であるといえる。同じように、人間のあらゆる認識の本質は、対象を区別することにあるだろう、と思う。それなのに、僕は青色を青色として実感している。このことは、赤色と青色が違う色であるという認識からは決して出てこない実感である。では、誰が僕の青色を決めたのだろう。偶然だろうか?たとえ偶然であったとしても、そのような偶然が生じた原因は何かしらあっても良いはずである。6の目が出たことは偶然であっても、前提としてサイコロが振られるという事象は必要である。それはいったいなんだろう、と思う。あるいは、区別が存在するということが本質的にサイコロを振ることに相当しているのだろうか。
 僕にとっては、僕という一個の生物が生きていることと、僕という意識があることとはまったく別の階層の出来事である。生物としては僕でありながら、僕ではない僕というものを何故か考えることが可能である。
 これらの問題は思考と言語の外側にあるよう思われるけれども、しかし実際こうして起こっている出来事である(と僕は思っている、ように思っている)。これは物理的に実現されている物事であるのだから、そこに付け入る隙があって欲しいと思う。そうでないならば、僕らはこの世界の仕組みを解き明かすことは出来ないということになるんじゃないか。僕らに与えられているのは全て物理法則が適用された結果でしかない。そのうち、人間用のお話として読める部分のみを人間が捉えているということは考えられる。もちろん人間に読める部分は広がっているけれども、しかし、書かれていないお話を読める未来は、どうしても想像できないのである。
 ニュートン力学っぽいものに従う宇宙をコンピュータ上に再現することを考える。もちろん連続的な時間を考えるのは難しいから、その辺は適切にアレンジするとして。そしてそこに知的生命体をデザインする。彼は人間とだいたい同じように思考するとする。ここで、彼に宇宙の仕組みを教えてしまうことは簡単なように思われる。彼は、神の掲示によって真理を知るわけだ。その真理はもちろん、彼に理解可能な形をしている。一つの疑問。さて、彼はその真理の正しさを検証できるだろうか。つまり彼は、フレームの切り替わりを認識できるだろうか。僕が感じている不思議さは、これを逆向きに見たような形をしている。

 ボイトレがあるはずだったのですが先生の体調不良で中止になりました。あれまあ。

 botを改良しました。Reply先のpostをきちんと指定するようしたのです。RubyTwitter gemでは
tweet.idでツイートのstatus_idを取得でき、また
client.update( (発言) , :in_reply_to_status_id  =>  (status_id) )
とすることでReply先のpostを指定できるようです。あとは、しばらく稼働している内にスレッドが落ちる要因を特定せねばなりません。もう少し調べてみよう。