Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

0828

 昨夜10時前に床についたせいか朝5時頃に目が覚める。早寝早起き出来たと喜んでみたは良いものの、概日リズムのズレている僕の身体の方にとってはイレギュラーな睡眠であったようで、朝から頭痛が治まらず、もう一眠りして元気になるかと布団に入ったら次に覚醒したのは15時とかだった。残念。今夜はメラトニンを飲んで眠ることにしよう。
 Twitterを眺めると鹿児島県知事の失言について批判とか大喜利とかが飛び交っていてげんなりした。結局みんな自分の価値観を開陳しているか、周りに流されているのにすぎない。へえ、そう言うと道徳ポイントが稼げる場所に長いこといたんですねと(過去の自分なんかを脇において)思う。この手の議論というものは、全体的な目的が設定されて初めて意味を成すものだ。それが共有されないうちになんやかんや言ってみたところで、そんなのは猿の鳴き声と大差ない。脈絡なき感情の発露。
 言論が機能するためには、脈絡が整備される必要がある、と思う。それがうまくいっていないということは、社会の設計がまずかったということになるのだろう。
 インターネットコミュニティというのはコミュニティと言いながら結局は類似性による緩やかなつながりしか持たず、だから実効的な力を発揮しない。つまりそこに属していることによって何かが良くなるということはあまりない。全体と個人とを結ぶ中間項としての共同体として機能していないのである。いわばモブキャラにとってのセカイ系。僕らは単に抑圧された感情のガス抜きをするために言葉を交わしている。ときどき小動物を殺すように知らない人間を潰したりして。馬鹿みたいだと思う。
 好きなことを好きにやって生きられたらいいのに。しかし残念なことに僕らの能力と世界のリソースは有限で、だから物事に優先順位を付けねば生きてゆけない。なんだかなあと思う。

 喫茶店に行って英語の勉強をしました。一つ一つの語の意味や使用法を丁寧に追ってゆくのは案外面白い。言葉の意味とはその使用である。

 明日明後日は何としてでも自動車学校にゆきます。これでようやく前半分が終わるくらい…。さすがにちょっとのんびりやり過ぎた。

 0509 - Redundanzにて考えていたパズル「17Tiles」がようやく解けました。もやもやがひとつ減った。