Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

2015-01-01から1年間の記事一覧

喩え話体系(1)

──筆者はなんでもないものを、なんでもなく述べることができない。筆者はなんでもないものを、常に何かであるかのように語ってしまう。(谷川俊太郎「なんでもないものの尊厳」) 下向きに移動するものしか見えないカメラがあって、それが画面の前に固定されて…

0811

京都を満喫しています。 昨夜の夜に京都に着き、友人fと合流してそのまま伏見稲荷神社へ。鳥居がたくさんあって荘厳でした。赤と黒のコントラストが妖しさを醸し出している。あと山の上から見た夜景がすごく綺麗で、人類!という気分になったり。こういうの…

0809

ぼんやりした気分。心に元気がない。

0808

鹿児島まで行ってメガネケースだの本だのを買ったり、地元のお祭りに行ったり。なんだかここのところ疲れやすいです。やっぱり鬱か何かなのかしら。 かつてそうだったほどには実家の居心地が悪くないのは、僕が丸くなったということなのでしょうか。 昔の僕…

0807

買い物をしたり祖父のパソコンの設定をいじったり。あと家族でジュラシックワールド見にゆきました。第一作のオマージュがたくさんあって楽しかった。映画の中の話ではあるのだけれど、ついに開園したんだなあと思うと感慨もひとしお。まあお約束通りパーク…

0806

円城塔のGernsback Intersectionを読み返していて、ふと自分はいったい何を読んでいるのだろうと思いました。本を読むということは、「そこになんらかの拘束が存在している」ということを仮想することです。そうでなければ、無意味な文字列に好き勝手な意味…

0805

人間同士の間に理解などなく、ただ似た人間とそうでない人間がいるだけなのだ……という気分になっています。にゃーご。

0804

朝8時の飛行機で鹿児島空港へ。いろいろあって眠れず、朦朧とした意識の中での帰省になりました。思い返してみると50時間で3時間くらいしか眠れていないぽい。頭が痛いわけだ。 久しぶりに鹿児島市を廻りました。いつの間にか天文館通り付近にジュンク堂が出…

0803

今日は8月3日ではちみつの日らしいのですが個人的には8月88日とかにするといいと思います、という提案。 死にそうになりながらもなんとかレポートを書き上げて提出。疲れからかほとんど思考力が消滅してしまっていたので、日頃考えていたことをなんとか手繰…

0802

考えないのは楽だ、というのがなんとなくわかるようになってきました。というか単にそのことを自覚しただけかもしれない。自分が意味もなくインターネットを眺めたり本を読んだり絵を描いたりするのには、そういう逃避的な動機があったのかもしれないと思う…

0731

サークルの先輩とラカンの文学理論について勉強会をしました。正確な理解かどうかは分からないけれどなんとなくわかるという感じが常にあってなんだか面白い。やっぱりどうして詩っぽさがある。

0730

明け方までかけてなんとレポートを書き上げ、提出。ひどい文章を書いてしまったように思います。どうして僕はいつもこんなにぎりぎりで生きているのだろう。馬鹿らしいことこの上ないと自分でもわかっているのに、どうしてか崖っぷちに立たない限りなにかを…

0729

自分自身を解釈することは、そのように自分を解釈した自分をまた解釈せねばならないような地点に人を立たせる。「自分は正しい」と思えば、自分の正しさを信じ込んだ愚劣な人間が現れてくるし、「自分は誤っている」と考えれば、懺悔による免責を得ようとす…

0727

西洋哲学史の試験。問題は事前に知らされていたので、一応いろいろ考えてから行ったのですが、うまく書けたかどうかわかりません。アリストテレスの思想は、僕にはよくわからない部分が多い。せめて単位は取れていてほしい。さすがに留年はしたくない。

音楽

廃墟。打ち捨てられただだっ広い空間。人類はすでに絶えてしまって久しい。栄華をきわめた科学文明も悠久の時の流れには逆らえなかったのか、少しずつ自然の侵略にさらされていた。侵略!なんと人間的な響きだろう。自然はただ物理法則の体現者であるに過ぎ…

0726

温度差からエネルギィを取り出せるのと同じように、僕らは平衡状態から距離を取ることによって認識と思考の能力を得た。同時に、世界には物事を平衡へと近づける圧力があり、考えることは僕らを安定した虚無へと近づけてゆく。 一切の知識は道具だ。そして道…

0725

休養の一日。のつもりだったのですが昨夜の睡眠がうまくいかなかったのか一日中ぐんにょりしていました。あんまり休まった感じがない。今日こそはぐっすり眠って明日は試験勉強をしましょう。これを落とすと死ぬのだ。 独楽のような人間になりたいです。接地…

0724

レポートに追われています。早く人道的な生活を取り戻したい。

0722

インターネットでこんな文章に出会いました。Mister God, This is Annaという小説の一部であるようです。 もしもアンナが数学の天才だったら、それはそれで問題はなかったろう―― あれは変わりものなんだよ、でかたづけられていただろうから。 あるいは彼女が…

0720

ふと思い立って思い切り走ってみたら存外に心地が良かったのでしばらくジョギングを続けてみようと思います。心と身体がもっと元気になると良いのだけれど。

0719

鎌倉に住んでいる従兄弟一家に誘われて横浜で映画を見ました。なんのひねりもない単純なエンターテイメントではあったけれど、映像を作るということに関してはハリウッドには多くの才能が集まっていると思う。すさまじいお金が動いているのでしょう(調べたら…

0718

僕は自分を変えようとしてとんでもない悪手を打ってしまったのかもしれません。救いを求めて、救いなんて全くない方向に突き進んでしまった気がする。立ち止まることはもはや不可能で、引き返すとなると尚更です。これはもう、地獄をこの眼で拝んでやるしか…

0716

僕は僕なり頑張った(完)。 落とすと留年する試験(1/2)が無事(なはず)終わってちょっとだけのんびりできます。やたー。 たくさん眠るぞ。

生きづらさについて

一般に、「なぜ?」という問いには限界がある。理由と説明の連鎖には上限が存在し、どこかでそれを打ち切らざるを得ないことを我々は経験的に知っている。子供の「なぜ?」の応酬を浴びたことのある者や、つねに「なぜ?」と考えてしまう者はよく実感してい…

0713

明日提出のレポートを書くなど。きちんと構成を考えてから書くと楽ですね。これからもそうしよう。

世界と主観のこと

素朴な物理主義の立場では、知性は本質的なカテゴリではないので、仮に主観の性質が世界そのものの性質であったとしても、「人間に主観が宿る」という構図は明らかに不適当である。ゆえに自我と他我とを別物にしたまま主観について語るためには、物理法則の…

0711

お芝居好きの友人aに宝塚のミュージカルを見せてもらうなど。BQ38もそうですが僕は案外演劇が好きであるようです。楽しかった。 感想でも書こうかと思ったけれどやたら眠いので眠る。

0709

最後の心と世界ゼミ。やっぱり色々言いたいことがあります。のでレポートに書く。 夕方からバイト。救世感高めだったので良かった。

電車にて

死ぬのは恐ろしいことだ 自分が消えるというのは、得体の知れない薄気味の悪いことだって たとえば記憶の中の僕なんかは考えていて たしかに実感としては、今だってそうなのだが しかし最近こんな風にも思うのだ 僕らは一瞬一瞬のうちに生まれては消える 青…

0708

数理手法の期末試験に向けて勉強をしていました。わかった気はしないけれどひとまず問題は解けたので良しとする。 抽象的な概念を扱っているとき、自分がいま何を考えているのか見失うことがままあります。本質を理解できていないのか、それとも、言葉を操る…