Redundanz

僕の言葉は、人と話をするためにあるんじゃない。

2016-01-01から1年間の記事一覧

0213

なんだか生ぬるい一日でした。 昔書いた絵に色を塗ってみました。相変わらず色彩感覚がない。あともうちょっと輪郭をかくかくさせたほうがそれっぽかったかな。自分の中で線の感覚と面の感覚がうまく調和していないような気がします。たぶん一般的にはものを…

0211

Faster-RCNNを実装しています。軸を取り間違えたりtargetの値がおかしかったりと難航しましたが、なんとかRegion Proposal Net部分が出来上がって、いちおう学習はできている、ぽい。RoI Poolingは前に作ったものがあるのであとは分類器部分をつくれば完成で…

注意

結局のところ自分はそれっぽいことを言っているのにすぎない、ということはつねに意識しておかねばならないと思う。これは保険のようなもの。 なにかを主張するためには根拠が必要だとはよく言われることである。同時に、根拠の連鎖を無限に遡り続けることも…

0208

最近、人に憧れるのをやめた。それでは自分を制限するだけだと思うようになったから。僕は自分が自分であるということにおいて最高性能を発揮すればよいのだ。 僕は自分の思想、たとえばこの世に本質などないこと、世界と私とは同一のものであることなど、の…

0207

それ自体を対象化すると消えてなくなってしまうもの。意味、目的、理解、幸福、などなど。 スピノザの「知性は否定的観念よりもまず肯定的観念を形成する」という洞察、これはデイヴィッドソンの根源的解釈にも通ずると思うけれど、実情はむしろ、僕らが一般…

0205

「イクラとかけましてハマチとときます」「その心は」「どちらも値段を聞いているみたいだ」 知性改善論を読み終えました。その還元的思考をもっと徹底して欲しかった、という気持ち。スピノザが見た実在的理性という完全性は、僕には継ぎ接ぎの機械にしか見…

0201

また風邪をひきました。自律神経が失調し体温調節が出来ていないせいだろうと思います。困った。 歴史は繰り返すという言葉について。たとえば囚人のジレンマのような状況において、戦略の変更に一定期間が必要でかつエージェントによってその期間が違う場合…

0130

スピノザ「知性改善論」を読んでいます。優れた洞察や説得力のある論証も含まれているけれど、全体としては賛同できない部分が多い感じ。たとえばスピノザは単純なものに注目する限り虚構に陥ることはないと主張しているけれど、ここで「単純なもの」という…

0127

Deep Q Networkをトレーニングしていて気付いたことだけれど、Q関数をニューラルネットで近似したこの学習器は負の報酬を適切に学習できない。というのも、学習が一定以上進むと、負の報酬を得ることがなくなるために、ストックされている経験の中に失敗体験…

0125

”よく考えると意味がわからなくな”らないものなんてない。「よく考えると意味がない」のではなく「よく考えることによって僕がそれを無意味にした」のだ。 高校の先輩が数学の未解決問題を解決したことを知ったり、友人の学会発表のスライドを読んだりして、…

0124

曲線を上手に書くことができない。正確な位置に点をプロットすることならできるのだけど。正確な線を描こうとするとぎこちなくなってしまうし、異様に集中力を使うので疲れてしまう。手でペンを動かし滑らかな曲線を引くという一連の流れがひとまとまりの動…

0122

昼からバイト。Augmentationやったら多少は精度が向上したけれど、それでもまだまだです。まあデータセットが小さいからこの辺が限界かもしれない。なんやかんやでデータ集めが一番大変なのよね。 なんだか体調がよくないです。最近けっこう規則正しく生きて…

0121

自分の思考を支えるものなどなにひとつないのだ、という気分に一度としてなったことのない人たち、彼らの言葉はまさに宙に浮いている。 僕らにできるのは迷路を上手に解くことだけで、たとえ僕らが世界についてなにか知っているかのように見えたとしても、そ…

0118

雪が降りました。現象です。 「好きなものを選ぶ」ことは、好きなものがすでに決まっているがゆえに自由ではない。僕らは自由ではなく、しかし自由を感じている。 言葉によって考えると量的な関係を見落とすなどして誤った結論を出してしまうことがあるけれ…

0117

部屋の片付けが少し進みました。いかんせん物が多いのでそろそろいらないものを処分しようと思います。愛着に打ち勝たねば。 風邪を引いたみたいです。今夜はちょっと本を読んで早めに眠ります。

0114

大学へ行って書類を出し、それからバイト。chainerの関数を書くなどしました。自分の作ったものが動いているのを見るのは幸福です。いつかはそれにも飽きてしまうんだろうか。 「真実はいつもひとつ」というのは社会的な取り決めみたいなものだと思う。 その…

0113

「『経済』の哲学」という本を読んでいます。秋学期に受講していた西洋倫理思想史の先生が書いたもので、その若い先生がけっこう好印象だったために買ってみたものなのですが、これが思った以上に面白い。自分の興味関心にドンピシャな本をじっくり読むのも…

0112

日記を再開しようと思います。 結局、卒論を書き上げることができず留年ということになってしまったけれども、それについてはまあ仕方ないことだったと思っている。反省すべき点はあまたあるけれども、ここ半年くらいの自分は、自力ではどうにも脱出できない…

自分の精神状態について

ウィトゲンシュタインの数学観について

結局諸事情あって卒論は間に合わなかったのですが、締め切り一週間前くらいから書き始めた卒論もどきは一応出来上がっていて(字数は足りないけれども(というか原典にあたっていないの致命的(あとにゆくほど雑になる(言い訳です))))、お蔵入りにしてしまうの…